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指摘を技術に変える:何度も返ってくる問題を直す方法

JoeJoe
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指摘を技術に変える:何度も返ってくる問題を直す方法

レビューに「6ページ目で視線が止まる」と書かれていた。6ページ目を直した。2話後、同じ指摘が今度は11ページ目について返ってくる。

こうなるのは、ページは直したのに、その原因になった癖を直していないからです。「ここで視線が止まる」という指摘は、どこで問題が起きたかは教えてくれます。でも、なぜ起きたのかは教えてくれず、また起きるのを防いでもくれません。同じ指摘を繰り返さないためには、指摘を技術に変える必要があります。

診断と処方を分ける

ほとんどのフィードバックは二つの部分でできていて、その信頼度は同じではありません。

診断は、読者が実際に体験したことです。「6ページ目で迷った」「バトルに興味を持てなかった」「終わり方が唐突に感じた」。これはデータです。読者は本当にそう感じたのであり、反論しても意味がありません。

処方は、直し方についての相手の推測です。「回想を入れたら」「悪役をもっと怖くしたら」。これは選択肢の一つで、最善の方法でないことも多いものです。

診断はすべて真剣に受け止め、処方はすべて提案として扱いましょう。6ページ目でわかりにくくなった原因が、4ページ目での選択にあることもあります。

繰り返される指摘を見つける

一つの指摘は一つの意見です。同じ指摘が3話続けて、あるいは3人の読者から出てきたら、それはパターンであり、パターンは癖を意味します。

受け取った指摘を、話ごとに一つのファイルやノートにまとめて書き留めておきましょう。数話分たまれば、繰り返しは簡単に見つかります。一番よく出てくる指摘が、次に取り組むべき技術です。取り組むのは一度に一つだけ。全部を一度に直そうとすると、たいてい何も身につきません。

指摘を原則に変える

指摘は一つのページについて語ります。原則はすべてのページに当てはまります。「視線が止まる」で考えてみましょう。

マンガは右から左、上から下へ読みます。視線は右上から入り、一段のコマを左へ進み、次の段の右端へ下りる。これを繰り返して左下にたどり着き、そこでページがめくられます。この流れに逆らうものがあると、読者はためらいます。よくある原因は次のとおりです。

コマの順番があいまい。 二つのコマのどちらも次に読めそうな配置になっている。原因は一本の間白(コマの間のすき間)であることが多いです。段と段の間白を、同じ段の中のコマ同士の間白より広くすると、視線は段を読み終えてから下へ移ります。

フキダシの順番が逆。 返事が問いかけより上や右にあって、先に読まれてしまう。一つのコマの中のフキダシも、右から左、上から下の順に読まれます。

視線や動きの向きが逆。 左端にいるキャラクターが左を向いている、あるいは動きが左から右へ流れていると、視線が読む方向と逆に引っぱられます。

これでもう6ページ目を直しているのではありません。描くすべてのページに使えるチェックリストが手に入りました。

意識して練習する

原則は、描き終わってからではなく、次の話を描きながら使いましょう。そして確かめます。

ネームの上に、考えずにさっとペンで視線の道筋をなぞってみる。ペンが迷ったところでは、読者も迷います。

まだそのページを見ていない人に見せて、視線がどこへ行くかを観察する。

新しい話にフィードバックをもらい、同じ指摘が出てくるかを確かめる。

指摘が消えていれば、その技術は身についています。また出てきたら、指摘された二つのページを見比べて、共通点を探しましょう。

「マンガの基礎」の使いどころ

M2Wの「マンガの基礎」には、レビューの指摘の背景にある技術を扱った短い記事が85本あります。どれも5〜10分で読めて、視覚的な語り、セリフ、構成、キャラクター、世界観などに分かれています。上の視線の原則は、その中の「視線誘導と読み順」という記事から来ています。レビューで何かを指摘されたら、対応する記事が、なぜそれが起きるのかと、試せる具体的な手を教えてくれます。

どの記事にもカスタム編集者と話すボタンがあります。押すと、その記事を添えた会話が、選んだ編集者とシリーズで始まります。レビューで指摘されたページにそのレッスンをどう当てはめるかを聞いたり、ページを添付して何を変えればいいかを聞いたりしてみましょう。自分のページに当てはめた原則は、読んだだけの原則より覚えやすいものです。

このサイクル

集める。 指摘を話ごとに一か所にまとめる。

繰り返しを見つける。 それが次に身につける技術です。

原則に名前をつける。 その背後にある原則を言葉にし、それを扱う記事を読む。

使う。 次の話を描きながら当てはめる。

確かめる。 なぞる、読者を観察する、新しいフィードバックをもらう。

見届ける。 同じ指摘が戻ってくるかを確認する。

これを一つの指摘ずつ続ければ、繰り返される指摘のリストは話を重ねるごとに短くなっていきます。

Joe

Joe

Co-founder & CTO

7+ years in infrastructure and backend engineering. Built systems serving 250M+ users at Indeed and analytics platforms at Rakuten Pay. OSS contributor and a builder at heart. My favorite manga are Death Note and Akira.